地域の魅力創出について〜鶴瓶の家族に乾杯から〜
鶴瓶の家族に乾杯
遅ればせながら、1月7日(月)放送の鶴瓶の家族に乾杯の紹介をします。2013年頃から、この番組を見るようになりました。田舎育ちの僕にとっては、見慣れた景色が多いですが、知らない地域の魅力を発掘する場面が多く、場所によっては行ってみたいなと思うきっかけを作ってくれる番組です。
見ていてびっくりするのは、若い世代でも家族に乾杯を知っている人が多いこと(もちろん高齢の方はNHKをよく見るので知っていますが)。結構視聴率が高いのかなと思います。
今回見たのは、那須塩原でのぶっつけ本番旅。大河ドラマ特集ということで、三島弥彦ゆかりの地域とのことでした。とはいえ、番組冒頭で三島神社を訪ねただけで、三島家関係の話は終了しました。
ショウゾウさん
二人の旅が別れた後に、生田斗真さんは街中の賑わいを探します。おしゃれなかばん屋さんで「ショウゾウさん」というキーパーソンの情報を入手します。早速ショウゾウさんに会いに行くことに。
ショウゾウさんは、旧黒磯市域でカフェを経営する人物でした。
ショウゾウさんのことを全く知らなかったのですが、まちづくりの世界ではかなり有名な方のようです。菊地省三さんは、カフェ店を経営しながら、その魅力に多くの人が集まり、新たな賑わいを創出しています。黒磯の街の魅力を高めることを現在進行形で進めています。
日経新聞には簡単な紹介があるのみ。
もうちょっとネットで調べると、詳しく書いてある記事を見つけました。
おしゃれなだけではなく、とても居心地の良い空間が作られていることがわかります。あまりの人気に東京にも出店しているようです。こんなに魅力的なところが栃木県内にあるとは知らなかった・・・。
まちづくりにつながる生き方
都心からドライブの目的地としてちょうど良い距離にあるショウゾウカフェには一度足を運んでみたいです。カフェが目的のドライブっていうのもなかなか粋な大人の遊びです。
カフェの店員さんが、ショウゾウさんに憧れて働いていると言っていましたが、自分のやりたいことをきっかけに新しい街を作っているショウゾウさんの姿は、非常に魅力的で、近くで働きたいと感じるのも納得できます。
もしかすると、地方創生の本当の取り組みとは、その地域で暮らしている人たちが、居心地の良い街を自ら作ることから始まるのではないかと感じます。本当に成功する地域の魅力づくりは、ショウゾウカフェのような、人が集まる場所作りから始まるのだと思います。