確定申告について

親の確定申告の手伝いをした

個人で事業をしているような人たちの年度末の一大イベントは、確定申告ではないでしょうか。私も今年になって初めて認識しました。サラリーマンには縁遠いイベントです。

 

私の両親は年金受給者ですが、年金以外に若干の収入があるようで、確定申告をしなければならないようです。これまでは、自分でやっていたようですが、今年からPCを使って申告をするということで、わざわざ呼びつけられました(笑)

正月以来の帰省です。

 

確定申告の手続きってけっこう煩雑

確定申告書類をまとめる中で、難しいと思ったのが医療費控除です。1年間の病院の領収書をまとめて保管するのは、めんどくさいですよ。しかも、ひとつずつ記録をしておく必要もあります。これに農業所得や事業所得があったりなんかしたら、1日じゃ終わりません。

 

クラウドや専用のソフトが売れる理由がわかりました(笑)

 

来年は、手続きに何が必要かまとめてみよ〜〜。

日本進化論を読んだ

落合陽一氏のポジティブさ

最近朝まで生テレビや、NewsPicks等で頻繁に見かけるこの人の本を読んでみました。

日本進化論 (SB新書)

日本進化論 (SB新書)

 

社会問題をデータをもとに分析し、これまでの延長線上で解決できない難問をITの力で解決しようとする、新しい時代の学者兼実業家のようです。

 

つくづく思うのは、世の中の歪みに対して、どれだけ積極的に関われるかという点。リタイア寸前の人は、「解決するのは難しいんだよね〜」で終わりです。悪く言えば、老害です。

 

一方で、劇的に改善⁉︎しようとしてぶつかり続ける若者がいます。根回しで疲れてしまう若者もいます。

 

この本を読むと、既得権益と戦うことをしなくても、世の中を変えていける希望を抱きます。現状の課題さえ間違わずに捉えることができれば、新しい技術で世の中を変えていくことができる。これからの世代は、早い変化をその場で捉えるセンスが求められることを認識することができると思います。

地域の魅力創出について〜鶴瓶の家族に乾杯から〜

鶴瓶の家族に乾杯 

 遅ればせながら、1月7日(月)放送の鶴瓶の家族に乾杯の紹介をします。2013年頃から、この番組を見るようになりました。田舎育ちの僕にとっては、見慣れた景色が多いですが、知らない地域の魅力を発掘する場面が多く、場所によっては行ってみたいなと思うきっかけを作ってくれる番組です。

 

見ていてびっくりするのは、若い世代でも家族に乾杯を知っている人が多いこと(もちろん高齢の方はNHKをよく見るので知っていますが)。結構視聴率が高いのかなと思います。

 

今回見たのは、那須塩原でのぶっつけ本番旅。大河ドラマ特集ということで、三島弥彦ゆかりの地域とのことでした。とはいえ、番組冒頭で三島神社を訪ねただけで、三島家関係の話は終了しました。

www4.nhk.or.jp

 

 ショウゾウさん

 二人の旅が別れた後に、生田斗真さんは街中の賑わいを探します。おしゃれなかばん屋さんで「ショウゾウさん」というキーパーソンの情報を入手します。早速ショウゾウさんに会いに行くことに。

 

ショウゾウさんは、旧黒磯市域でカフェを経営する人物でした。

 

www.shozo.co.jp

 

ショウゾウさんのことを全く知らなかったのですが、まちづくりの世界ではかなり有名な方のようです。菊地省三さんは、カフェ店を経営しながら、その魅力に多くの人が集まり、新たな賑わいを創出しています。黒磯の街の魅力を高めることを現在進行形で進めています。

 

日経新聞には簡単な紹介があるのみ。

www.nikkei.com

 

もうちょっとネットで調べると、詳しく書いてある記事を見つけました。

kurashi-no.jp

tabippo.net

 

おしゃれなだけではなく、とても居心地の良い空間が作られていることがわかります。あまりの人気に東京にも出店しているようです。こんなに魅力的なところが栃木県内にあるとは知らなかった・・・。

 

まちづくりにつながる生き方

都心からドライブの目的地としてちょうど良い距離にあるショウゾウカフェには一度足を運んでみたいです。カフェが目的のドライブっていうのもなかなか粋な大人の遊びです。

 

カフェの店員さんが、ショウゾウさんに憧れて働いていると言っていましたが、自分のやりたいことをきっかけに新しい街を作っているショウゾウさんの姿は、非常に魅力的で、近くで働きたいと感じるのも納得できます。

 

もしかすると、地方創生の本当の取り組みとは、その地域で暮らしている人たちが、居心地の良い街を自ら作ることから始まるのではないかと感じます。本当に成功する地域の魅力づくりは、ショウゾウカフェのような、人が集まる場所作りから始まるのだと思います。

稀勢の里引退について

昇進してから丸2年

2019年1月場所で昇進してからちょうど2年が経ちます。2年前、僕は福岡に住んでいました。その当時は、毎日ハラハラしながら勝つことを祈るようにみていました。直前の2016年九州場所は現地に観に行き応援しており、これまで以上に思い入れがあったわけです。

 

続く2017年3月場所千秋楽は、福岡のニトリの駐車場で見ていました。大怪我をしての強行出場を車内で見ていました。優勝が決まり、思わず涙が出てしまいました。久々の日本人横綱の誕生もありますが、ここ最近の昇進に比べて甘い基準だったこともあり、周囲に認められる状況を作り出せたことは、この上ない喜びでした。

 

長期低迷

その後の結果を見ると、残念ながら左胸の怪我が選手生命の命取りとなってしまっています。2019年1月場所で、丸2年。この一年は稀勢の里の存在感がなく、記憶がないくらいあっという間に終わりました。逆に稀勢の里にとってはとても長い1年だったと思います。

 

稀勢の里の「心」で初日からの2連敗は、もう復活は無理だと言わざるを得ません。もうこれ以上辛い環境で相撲を取る必要はないのではないかと思います。強烈なストレスから解放されて早く、後進の指導の立場に移って欲しいと思います。

今年から株式投資を始めよう

ボーナスの一部を株式投資

長らく興味のあった株式投資を若干の冬のボーナスのお金でついに始めようと決意し、いくつかの銘柄を購入しました。自社株投資会で少しは投資をしたことはあるものの、自分で投資を始めるのは全くの初めて。ネット証券口座を作成し、少額からどこまで増やせるのかを1年くらいかけて進めていこうと思います。

入門書を買った

自社株投資会のみの投資経験では、「ドルコスト平均法」くらいしかわかりません。チャートの見方等もわからないので、入門書を購入しました。

www.amazon.co.jp

 

株式の購入方法、チャートの読み方や相場の格言等基本中の基本が書いてあるので、無知から始めるにはとても良い本だと感じました。

ただし、自分がどのような方針で株式投資を行うかといった方針を考えるには至らないなようでもあるので、さらに書籍等で勉強が必要なのかと思います。引き続き書店等で勉強できる本を探していきたいと思います。

 

始めた途端に株式相場が荒れている

12月のボーナスが出てから、ちょっとずつ株を買いましたが、いきなり米中貿易摩擦アメリカの政府閉鎖、FRBの利上げ等が重なり、株式相場が乱高下するような事態になっています。始めた途端に株が下がり損が発生しているのですが、どのタイミングで損切りをすれば良いのかはまだわかっていません。そこらへんもこれからの勉強でしょう。

 

ちなみに、私の予想では、2019年は日経平均的にはオリンピック前までで最後の好景気な気がしています。世間で言われてるように、オリンピックが終わると景気が悪くなると思っています。相場は投資家心理の作用で動くので、好材料がない限り下がることになると思います。一番難しいのは、2019年中か2020年前半のどこでピークが来るかでしょう。無知な私には先見の明がないので、また6月頃になって予想をするべきだと考えています。

 

不況になる前に始める株式投資がどこまで成長するか、非常に楽しみです。

 

 

 

転職について

    僕の働いている会社では、経理マンがかなりの頻度でやめている。パワハラな上司がいたからとか(その人は部下のいない場所に異動となったらしい)、資格が取れたから転職するとか、そんな感じの話らしい。とてもすごいと思うのは、会計課に3ヶ月在籍し、経理経験ということで転職する人がいたという点だ。

 

    転職に優位!?な経理経験のある人が、揃ってやめていく現実には大きな疑問が湧く。つまり、なぜ辞めるのか?

 

     僕の親しい後輩は、去年から財務部の仕事ををしている。もともと経理関係の仕事をしたかったらしく、希望の部署に配属された。半年が経過した今、彼は転職を考えている。

 

    もともと非常に優秀な人で、簿記関係の資格や宅建をすぐに取得し、最近では税理士の資格を受けている。経理の仕事のつまらなさについて聞くと、「今の会社の仕事は、オペレーションが多く判断が少ない」ということがつまらないらしい。今の目標は、会計のコンサルティング会社に転職することだという。

 

    やりたいこと=仕事を地で行く見事な意見だ(僕はその意見には与しないのだが)。余程今の仕事には、魅力がないようだ。それにも増して興味深いのは、会社の看板は本当に意味のないものであること。消費に直接影響のあるB toCの会社でない限り、看板には影響がない。

 

    前向きな人の前では、ネガティブな人は駆逐される。パリピのような、意味不明な陽気さではなく、将来に対する確かな自信を築きつつ、日々を過ごしていく必要がある。

孫の時代の経済的可能性

マネーワールド 〜資本主義の未来〜

NHKお抱え芸人の、爆笑問題の2人がナビゲーターを務める資本主義についてのドキュメンタリーです。数年前にもあったシリーズですが、名前が変わっていなかったり、特集回数が通しでなかったりと、ちょっとわかりにくい点があります。

 

10月6日・7日・13日の3日間に渡る長編です。

今回見て紹介するのは、第2集「仕事がなくなる!?」の回です。資本主義の権化、超巨大企業の社長がゲストとして登場しています。

www.nhk.or.jp

 

AIが仕事を奪う!? 

 いろいろな場面で人間の仕事が奪われると言われています。今回の番組を見ると、それは間違いのないことだと予感、いや、実感させられます。時代の最先端を行くアメリカのラスベガスでは、すでに一部の仕事がAIロボットによって置き換えられていました。バーテンダー、清掃員、ホテルマン・・・。

 

ソフトバンクグループではAIロボット事業にかなり力を入れています。

時代の潮流について、孫社長は、こう言っています。

日本のリーダーの皆さんが見えていないのか、見ようとしていないのか、そういうことだと思いますね。一般的な人々はどうしても先手先手を打つことができる立場にはなかなかなれませんから、国のリーダーとか企業のリーダーが先手先手で技術革新を引っ張っていかないといけない。それこそがリーダーシップだと思います。多数決をとってどっちに行こうかというのは本当のリーダーシップではありません。政治の皆さんも含めて教育も根底から変えるべきだと思います。

〈ヒト・モノ・カネの経営資源をどこに割りふるか〉ということを国のリーダーは考えてやらないといけない。過去を守ろうという世界にいるかぎり、後手後手に回りますよね。

www3.nhk.or.jp

 

インタビューを読むと、技術革新の波に乗り遅れてはいけない、時代の最先端で勝利をしていかないといけないという強い思いを感じます。

NHKスペシャルでは、時代の変化の中で取り残される人々に視点が集められていました。その中で、孫社長は時代を乗り切るリーダーシップについて言及していました。

 

爆笑問題さんや、その他の出演者は、弱者に目を当てているが、孫さんは戦いに目を向けている。立場によって意見が違います。

結局は、資本家とそれに振り回される労働者という次元から抜け出せないのであると感じます。

 

ケインズが言っていたこと

番組中に幾度かケインズの論文が紹介されていました。技術革新によって多くの人が失業し、その後大量の雇用が生み出されるというルール。失業は一時的なことというストーリーです。確かにその通りなのかもしれません。

 

私自身も、就職してから40年安泰だと考えていましたが、安泰かもしれないが、収入の面で苦しい時代が来ることを予感しました。AI化されなくても、良い生活を維持できないという恐怖があります。

 

誰もが働き方を変えたり、収入の構造を変えるべき時代がきており、一般的な人たちがそれに気づくのが、AIが身近になるときなのだと感じます。

しかも、その変化に気づき、すでに先行者利益を得ている人たちがこの世の中には多数いるのではないかという恐怖も感じました。